ポルシェ911カレラ カブリオレの魅力と評価

1998年4月に空冷から水冷へと変わったポルシェ911。ポルシェ911カレラ カブリオレはポルシェのオープンカーとして永遠の憧れでもある。いつかはポルシェのオープンカーで日本一周をしてみたいなど。

4WDのカブリオレは雪道でも安全だ。2010年12月24日のクリスマスイブに青森県にお住まいのお客様にポルシェ911カレラ カブリオレを納車しました。

納車前に何度かポルシェ911カレラ カブリオレを試運転しました。内装も10年経ったポルシェ911カレラ カブリオレなのに古臭さを一切感じなく、高級感溢れるデザインだった。

走りは絶句した。モンスターマシンだ。アクセルを力強く踏むと一気に加速する。同時にエンジンから悲鳴を上げたポルシェサウンドが一層ドライバーを興奮させる。音楽を聴く事なく、窓を少々開けてポルシェサウンドを楽しんだ。

2000年モデルだったため、オープンにするのには自分で開閉をしないといけなかったので、一度もオープンにする事なく走った。でも、十二分にポルシェ独特のスポーティな走りを堪能できた。

ポルシェは童心に戻って楽しめるスポーツカーだ。これがオープンであるポルシェ911カレラ カブリオレとは贅沢である。ポルシェのエンジンは平気で30万kmを楽々走る頑丈なエンジンだ。

東京の超高級ホテルの駐車場へ行くと、空冷の昔のポルシェに出会える。空冷と水冷のポルシェを所有している日本の大金持ちが沢山いるから驚きだ。でも分かるような気がする。何年経とうがポルシェはポルシェだから。走るのが楽しい大人のおもちゃなのかもしれない。

ポルシェ911カブリオレの燃費

リッター6km前後走るので思った以上に燃費は悪くない。

ポルシェ911カブリオレに多い故障

ポルシェ911カブリオレの故障は、経年劣化による電動開閉の不具合と幌から雨漏りが必ず起きますので、幌交換の費用を事前に予算に入れて買いましょう。他はパワーウィンドウが落ちるなど可愛い故障が起きますが、これは故障ではなく部品交換の時期が来たと考えるべきです。しっかりと整備をしている車体であれば一度に50万円以上かかる故障は有り得ませんので、是非ともポルシェ911カブリオレに乗って頂きたい。

ポルシェ911カブリオレの欠点と注意点

ポルシェ911カブリオレのデメリットですが、ドアの形状が特殊で長いので開閉時に若干重く感じます。狭い駐車場では乗り降りの際に注意しないと隣の車にドアパンチしてしまいます。また車高が低いので段差があるコンビニエンスストア前などではフロントバンパーを擦らないように徐行してください。

この車種は月に1回は自分で丁寧に洗車してください。幌を中心に汚れを落とさないと必ず雨漏りトラブルの原因になります。

また左ハンドルを選ぶとコインパーキングなどは一度降りて駐車券を取る必要があります。後ろの車にニコッと笑顔で必ず頭を下げるように。紳士こそがポルシェに乗る資格があるのだ。

ポルシェはエアコンの利きが悪いので夏場の晴天時は屋根をオープンにして車内の熱を逃して乗りましょう。逆に暖房はすぐ温まります。

またポルシェは部品交換の際に国内に部品在庫がなくドイツ本国から仕入れる場合もあります。そのような場合、部品が日本へ届くまでに1～2ヶ月かかることもありますのでご留意ください。

車体はコンピューターで管理されており、何か問題がある度にすぐ警告灯が点灯しますので、初めて輸入車に乗られた方は驚くでしょう。タイヤの空気圧が低下すると警告灯が点灯します。エンジンオイルが減って油圧が下がっても警告灯が点灯するなど、親切にトラブルを教えてもらえるのが欧州車の魅力です。警告灯が点灯したらすぐに整備工場へ入庫して部品交換してください。小さな不具合でもすぐに部品交換することが、重大な故障を予防し、車を壊れにくくします。

私は全てのお車に愛情・情熱・魂を込めて、内装も外装も新車同然に、エンジンも絶好調に仕上げてプレミアム納車しますので、お客様も納車後は愛情を持ってお車をメンテナンスしてください。

ポルシェ911カブリオレ中古車の維持費

ポルシェ911カブリオレの場合は幌交換代も掛かりますので、余裕を持って常時80万円以上の予備費を用意しておく必要があります。それを考えると他のポルシェ911より維持費がかかりますが、オープンにした時の気持ちいいドライブを考えれば運転代だと思える心が余裕ある方に乗って頂きたい。

とはいえエンジン部分は頑丈ですので、しっかりと整備とメンテンナスをしていれば毎年50万円以上の維持費がかかるような車ではありません。

弊社のプレミアム納車は事前に交換時期に入った消耗品を全て交換、一流の職人さんによるエンジン調整など絶好調の状態で納車します。いい加減な整備の他社で買うと上記のような維持費では済まない危険性もありますので、ご購入の際は是非私にご依頼ください。

4年落ち走行距離2万km以上のポルシェ911カブリオレ中古車を購入し、1年後にディーラーで車検を受けた場合の費用の目安は、以下に消耗品交換費用を加えた合計金額となります。（料金・費用は2024年4月時点の金額）

法定2年点検	41,800円
検査費用	11,000円
車検代行手数料	16,500円
テスター診断設定作業費用	8,800円
廃棄物処理料	5,500円
ブレーキフールド交換	8,580円
自賠責保険	17,650円
重量税	32,800円

以下は車検時に交換の可能性のある消耗品や出費が伴う作業の一覧です。

• エンジンオイル
• オイルエレメント
• パッキン
• フロントワイパーブレード左右
• リヤワイパーブレード左右
• ショートパーツ
• リヤショックダンバーラバー左右
• リヤディスクローター左右
• リヤブレーキパッド左右
• ASパネル
• スプリング
• スクリュー
• リヤブレーキパッドセンサー左右
• オートマチックトランスミッションオイルバン
• PDKトランスミッションオイル
• リヤエアコンコントロールパネル
• インターバルリセット

消耗品交換代を含めた費用の詳細が気になると思いますが、中古輸入車は整備が一番の重要課題です。同じ車でも納車前の整備クオリティによって、購入後の消耗品交換費用と法定12ヶ月点検・車検代は大きく変わります。

しかし、一般的なオークション代行・中古車販売店などから購入する中古車の多くは現状引き渡しであり、大半は適当でいい加減な整備しかなされておりません。そのため中古輸入車は故障率が高く、維持費も年間50万円、最悪の場合は年間100万円などと高額となってしまう傾向があります。

これが「中古の外車はなぜ安いのか？」という疑問の答えです。異常な価格の安さには理由と相応のデメリットがあるのです。

そして実は、輸入車ディーラーの認定中古車でもこの実態はほとんど変わりません。簡単な最低限の整備点検だけ行いせいぜいエンジンオイル交換をした程度の不十分な整備の車体が、認定中古車として扱われているのです。

認定中古車の実態とリスク・危険性について詳しくは以下のページをお読みください。

認定中古車を買うのはやめなさい！

一方で弊社のプレミアム納車システムでは、オークション採点4.5点以上の厳選された優良車のみを落札し、整備の職人さんが内部を隅々まで診て徹底的にエンジン調整と整備を行います。

技術が高く良心的な整備工場の社長様と懇意にしておりますので、高額なディーラー価格ではなくリーズナブルな業販価格でプレミアムな整備を行い、お客様へ利益を還元しています。

交換時期に入った消耗品の交換はもちろん、テスト走行を繰り返し不具合を全て検出して解消、エンジン絶好調に仕上げて完璧納車しますので、納車後の維持費と出費は正規ディーラーで認定中古車を買うよりも大幅に負担軽減されることをお約束します。

完璧整備の詳細とプレミアム納車後の維持費については、以下のページで過去に購入したお客様の実際の維持費のご報告と共にまとめているので是非ご確認ください。

中古輸入車の整備とメンテナンス

弊社のプレミアム納車では、ボディも内装もそして見た目だけでなくエンジン周りも完全に新車同然に仕上げますので、購入初年度の維持費（車検・修理・整備費用）は年間走行距離1万5千km前後までなら5年落ち以上の高級車でも平均10万円～20万円台程度です。

ポルシェ911カブリオレの場合、余裕を持って常時80万円以上を準備しておけば、ディーラー認定中古車を購入するより遥かにコスパ良く安心で快適なカーライフを送ることができます。

ポルシェ911カブリオレのオークション出品頻度

2024年2月8日現在、過去3か月間でポルシェ911カブリオレは20台以上全国のオークション会場に出ています。3か月待てば落札出来るでしょう。私が納得いくお車が出てくるまで辛抱強く待つ方だけ相談して下さい。色やオプションなどこだわる場合は半年以上は待つ覚悟が必要です。

ポルシェ911カブリオレの納車予算の相場

2024年2月5日現在の情報です。この相場を目安にご予算をお考え下さい。

3年落ちの992の2021年式ポルシェ911タルガ4カブリオレ PDK 走行距離3千km台 スポーツクロノパッケージ 他多数 ディーラー車 総合計価格2600万円台前半。

8年落ちの991の2016年式ポルシェ911カレラ4カブリオレ ディーラー車　走行距離が4万km台の総合計価格は1300万円前半です。

16年落ちの997の2008年式ポルシェ911ターボカブリオレ ディーラー車 スポーツクロノパッケージ他多数 走行距離7万km台で総合計価格900万円後半でプレミアム納車可能です。

19年落ちの996の2005年式ポルシェ911カレラ4Sカブリオレ ディーラー車　走行距離6万km台になると総合計価格600万円前半でプレミアム納車可能です。

尚、上記の納車価格は他の一般的な中古車販売店とは違い、車両価格のみの表記ではありません。
車両本体価格＋税金・陸送代・名義変更代・車庫証明代＋完璧整備・新車同然の内外装など他にはないプレミアム納車サービスを付加してのプレミアム納車価格（合計価格）です。

弊社の完璧納車は他社の様な現状引き渡しではありません。中古輸入車のデメリットを感じることなく、お客様に本当に安心してご満足して頂くための志が他社と全く違います。突然の故障や不具合のストレスなく安全に乗って頂くため、徹底的に整備をします。傷や凹みも職人が新車同然になるまで直します。車内もルームクリーニングをして、ポリマー加工でボディに磨きをかけて納車します。他社で同程度の車を買うと弊社の価格よりも相場は数十万円高くなります。弊社のプレミアム納車システムを知って頂き、他社との違いをご理解下さい。

ポルシェ911カブリオレご購入検討の方へのメッセージ

ポルシェ911カブリオレは幌タイプです。年式が古い996の場合は手動式で開閉するなどポルシェらしくない。青森県弘前市にお住いのお客様は海外から電動キットを購入して伝説の整備の神様が取付した。

他、997、991があるが予算と好みの問題だ。ポルシェ911カブリオレは全国のオークション会場に必ず出品されます。ポルシェは飛ばす車なので事故車も非常に多いです。安心、安全を第一に考えている方は是非私に相談をして下さい。